作成日:2025/05/25
人事労務ニュース〜6月より義務化される新たな熱中症対策〜
人事労務ニュースを更新しました!下記よりぜひご覧ください。
厚生労働省が労働災害防止団体などと連携し、「職場における熱中症予防対策のキャンペーン」が例年5月〜9月の期間で実施されておりますが、熱中症による死傷者が増加傾向をたどっていることから、労働安全衛生規則が改正され、2025年6月より新たな熱中症対策が義務化されます。この改正により、以下の措置が事業者に義務付けられます。
1 熱中症を生ずるおそれのある作業(※)を行う際に、
@「熱中症の自覚症状がある作業者」
A「熱中症のおそれがある作業者を見つけた者」
がその旨を報告するための体制(連絡先や担当者)を事業場ごとにあらかじめ定め、関係作業者に対して周知すること
2 熱中症を生ずるおそれのある作業(※)を行う際に、
@作業からの離脱
A身体の冷却
B必要に応じて医師の診察又は処置を受けさせること
C事業場における緊急連絡網、緊急搬送先の連絡先及び所在地等
など、熱中症の症状の悪化を防止するために必要な措置に関する内容や実施手順を事業場ごとにあらかじめ定め、関係作業者に対して周知すること
この機会に自社の業務内容を見直し、そもそもの職場環境の改善ができる余地はないか、条件によって灼熱になる要素はないかなども含め、事前に確認しておきましょう!
浜通り社会保険労務士法人HP>人事労務ニュース
〜6月より義務化される新たな熱中症対策〜
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