年収の壁・支援強化パッケージ
人手不足への対応が急務となる中で、短時間労働者が「年収の壁」を意識せず働くことができる環境づくりを支援するため、当面の対応として国が取り組む施策「年収の壁・支援強化パッケージ」紹介のHPが作成されましたのでご紹介いたします。
同サイト内では、大きく下記対応について紹介されています。
106万円の壁への対応として
◆キャリアアップ助成金 社会保険適用時処遇改善コースの新設
◆社会保険適用促進手当(事業主は「社会保険適用促進手当」を給与・賞与とは別に支給できるものとし、本人負担分の保険料相当額を上限として、保険料算定の基礎となる標準報酬月額・標準賞与額の算定に考慮しないものとする)
130万円の壁への対応として
◆事業主の証明による被扶養者認定の円滑化
被扶養者認定では、過去の課税証明書、給与明細書、雇用契約書等を確認するが、短時間労働者である被扶養者が一時的に年収が130万円以上となる場合には、これらに加えて、人手不足による労働時間延⾧等に伴う一時的な収入変動である旨の事業主の証明を添付することで、迅速な被扶養者認定を可能とする
配偶者手当への対応として
◆企業の配偶者手当の見直しの促進
令和6年春の賃金見直しに向けた労使の話し合いの中で配偶者手当の見直しも議論されるよう、対応を行う
まだ対応が未確定である部分もありますが、事前に確認し、会社の対応を検討いたしましょう。
厚労省HP > 政策について > 分野別の政策一覧 > 他分野の取り組み2 > 年収の壁・支援強化パッケージ
https://www.mhlw.go.jp/stf/taiou_001_00002.html
浜通り社労士法人HP>人事労務ニュース>【NEW!】人事労務ニュース〜厚生労働省が乗り出した扶養の壁対策〜
https://www.hamadori.biz/announce_65951.html