精神障害の労災請求件数の増加に伴い、ハラスメント対策の重要性が増しています。
弊所の人事労務ニュースでもご案内しておりますが、
厚労省が令和3年度「過労死等の労災補償状況」を公表した内容によると
■過労死等に関する請求件数 3,099件(前年度比264件の増加)
■支給決定件数 801件(前年度比1件の減少)
うち、精神障害に関する事案の労災補償状況は下記の通り ■請求件数は2,346件で前年度比295件の増加。
■支給決定件数は629件で前年度比21件の増加。
■業種別の傾向 精神障害の請求件数の多い上位3業種は
1)医療,福祉:577件
2)製造業:352件
3)卸売業,小売業:304件
となっており、特に業種などには、今の社会の状況が反映されていることが伺えます。
2022年4月1日より、パワーハラスメント防止措置が中小企業含むすべての企業に義務付けられました。
厚生労働省委託事業である「あかるい職場応援団」のHPには、
企業が各自研修を行えるような研修動画や資料が充実しています。
あかるい職場応援団
https://www.no-harassment.mhlw.go.jp/
職場におけるハラスメントの問題は、メンタルヘルス疾患の原因にもなり得ます。そのため、ハラスメント研修を行うことや、相談窓口を設置しハラスメントがあるときには積極的に活用して防止や問題が小さいうちに対応できるよう、ハラスメント防止に向けた積極的な取組みが求められています。
まずはぜひ上記HPを活用し、自社でできる取り組みを検討いたしましょう!
もし、外部のチカラが必要な場合には、浜通り社会保険労務士法人へぜひご連絡ください!
各種セミナーも実施しております♪
浜通りHP>人事労務ニュース
〜増える精神障害の労災請求件数 求められるハラスメント対策〜
https://www.hamadori.biz/news_contents_7459.html